女性の方はやはり女性弁護士に安心感を持たれることが多いようです。「自分の気持ちを理解してくれ、親身に相談にのってくれるだろう」と期待されるのでしょう。
そのような素晴らしい女性弁護士が多いことも事実です。しかし、女性弁護士だから必ずしもそうだとは限りません。また、複雑な案件を解決するためには、事実関係を冷静に分析する能力、法律についての深い理解、長年の経験などが必要です。
私のところには、女性弁護士に相談したもののうまくいかなかったと言って相談に来られる方もいらっしゃいます。男性弁護士か女性弁護士かにとらわれず、その弁護士の能力や自分との相性で決めるべきでしょう。